■ 邪魔なフラットケーブル
HDDやDVD-ROMドライブなどの接続に使うフラットケーブルですが、
台数が増えてくると邪魔になります。
だたでさえ狭い筐体の中に、幅のあるケーブルを何本も通すのです。
見た目も悪いですが、フラットケーブルで空気の流れが阻害され、
筐体内の排気が上手くいかずに温度が上がることもあります。
それを嫌い、シリアルATAに移行された方もおられるのではないでしょうか。
■ スマートケーブル
M/Bなどに付属しているフラットケーブルはお馴染みの幅の広いものですが、
信号線を束ねることにより、細くしたケーブル(スマートケーブル)があります。
ほとんどのパソコンパーツ店に置いてありますが、
値段は普通のフラットケーブルよりも高めです。
これを使うと、筐体内をすっきりさせることができます。
■ 銅線シールドされたスマートケーブル
最近、電気街でAOpenのスマートケーブルをよく見かけるようになりました。
入り口付近に大量に置かれています。
銅製シールドカバーとあり、ノイズ対策がされているようです。
ULTRA DMA 100と133に対応で、
型式はULTRA DMA133-48BKとULTRA DMA133-60BKがあります。
前者は48cm、後者は60cmであることから、この型式になっていると思われます。
前者の値段は480〜580円くらい、後者は680〜780円くらいです。
銅線シールドが施されているので
もっと高く売られていてもおかしくありませんが、
この時期に大量に出てきたせいか値段は安めです。
■ 細部のつくり
手にとってみますが、つくりは悪くなく、しっかりしています。
本当にAOpen製だとしたら、さすがといった感じです。
SYSTEM BOARD、PRIMARY、SLAVEと書かれたフィルムが付いており親切です。
(MASTER、SLAVEではないのだろうか?)
束ねた部分(細い部分)には網状に銅線が巻かれています。
束ねた部分と広がる部分の継ぎ目ですが、固定されてはいません。
よって動きますが、問題はないでしょう。
広がる部分にはシールドがありません。
これは仕方のないことでしょう。
SLAVEのコネクタ部分です。
MASTERのコネクタ部分です。
■ 取り付け
取り付けてみます。
ケーブルを変えるだけなので難なく完了です。
起動させます。
起動途中にブルースクリーンで落ちました...
以前にも内部を触った際にブルースクリーンになることがあったのですが、
メモリを挿しなおすと直りましたので、今回も同様に挿しなおすと無事起動しました。
ケーブルのせいではありません(当然)。
■ すっきり?
さて、すっきりしたと思いますので、前後を比べてみましょう。
上が付け替え前で、下が付け替え後です。
あまり変わらないような...(汗)
残っているフラットケーブルがありますので、それも交換すれば良くなると思います。
さらに、FDDケーブルと、
サウンドカード(SoundBlaster)と全面パネルを繋ぐフラットケーブルを何とかすれば...
■ 速度は?
ノイズ対策として銅製シールドで覆われていますので、
それが速度に影響が出るかどうか、一応測ってみました。
フラット シールド
Read 36196 39475
Write 28116 28602
Copy 8471 9007
各1回しか計測していないので、あてになりませんが...
仮に速くなったとしても、体感できるほどではないでしょう。
■ まとめ
格段に何かが変わるものではありませんが、値段も高くはありませんので、
気分的にすっきりしたい方にはおすすめではないでしょうか。
さて、同時期にこれだけ大量に出てくるのには、何か理由があるのでしょうか。
(2004/02 作成)