Memtest(Memtest86)はメモリを詳細にチェック(診断)するためのツールです。
Memtest(Memtest86)でメモリを簡単かつ無料で診断することができます。
Memtest(Memtest86)は英語ですが、その使い方を日本語と写真で解説します。

データ復元
真のエラー軍団が来襲!!
(Windowsエラー画面集)

下記はv3.1a(11/Mar/2004)のものです。
最新はv3.2(11/Nov/2004)ですが、テスト方法はほぼ同じです。

 ■ Memtest86とは?

メモリ診断用のソフトです。
Gnu Public License (GPL)に基づき、無料で使うことができます。


 ■ Memtest86は何をするものなのか?

その前に、メモリについて少し知る必要があります。

メモリのチェックに関して
「M/Bに挿して認識すれば、そのメモリは大丈夫(正常動作)である」
とお思いの方が多数おられるでしょうが、そんなことは決してありません。

メモリが認識できたのは、メモリ上にあるEEPROM(容量等の情報を格納した部分)が
正常であるだけに過ぎず、メモリ本体が正常であることにはなりません。


EEPROM - M/BのBIOSはここからメモリの情報を得る
そこで、メモリ本体をチェックする必要があります。 64MBなら64MB全領域、256MBなら256MB全領域という具合です。 また、パターンを変えてテストする必要もあります。 それを行うのがMemtest86です。 メモリは認識できているが、起動途中で落ちる、起動後に落ちる等、 不安定な場合は、メモリ自体を疑ってみることです。 ■ v3.1aでの改良点 前ヴァージョンであるv3.0と比べて、 下記の点が改良されています。 Added processor detection for newer AMD processors Added new "Bit Fade" extended test Fixed a complile time bug with gcc version 3.x. E7500 memory controller ECC support Added support for 16bit ECC syndromes Option to keep the serial port baud rate of the boot loader ■ フロッピーディスクの準備 Memtest86はFD(orCD-ROM)から起動させて使います。 そこでまず、フォーマット済みのFDが1枚必要になります。 (CD-ROMでの方法は後述) 作成ミスを防ぐため、下記の手順でフォーマットを行っておきます。 その際、クイックフォーマットは避けるべきでしょう。

フォーマットを選択

クイックフォーマットにはしない

OKを選択

フォーマットが進む

フォーマットが完了
確実にフォーマットしておきましょう。 ■ ファイルの入手 Memtest86のサイトからファイルをダウンロードします。 Memtest86 - A Stand-alone Memory Diagnostic

「Memtest86 3.1a Release」をクリック

Windowsの場合、
「Download - Pre-Compiled Memtest86 v3.1a installable from Windows and DOS」
をクリック

zipファイルをダウンロードします

zipファイルを解凍し、これらのファイルを得る
確実にファイルをダウンロードしましょう。 ■ 起動ディスクの作成 解凍したファイルの中の「install.bat」を実行します。 カーソルで選択して「Enterキー」を押すと実行できます。 すると、下記の黒い画面が出ます。

インストールする先のドライブを指定する。
今回の場合はAなので「a」の後「Enterキー」で決定する

フォーマット済みのFDを入れて「Enterキー」を押す
FDへのインストールが終われば黒い画面は消えます。 FDを取り出してFDの作成は終了です。 ■ Memtest86の実行 作成したFDをドライブに入れてPCの電源を入れます。 FDDから起動させるには、予めBIOSで起動順位を設定しておく必要があります。 「Loading...」の後、下記のような青い画面が出ます。 何の操作もなしにテストが開始されます。

この画面と同時にテストが始まる
画面左上部には下記の情報が表示されます。 CPUの種類と周波数 L1 Cacheの容量と速度 L2 Cacheの容量と速度 Memoryの容量と速度 Chipsetの種類 特にMemoryの容量が正しく認識されているかを確認しましょう。 なお、Memtestのヴァージョンによっては、 CPUの種類に於いてCeleronをPentiumIIIと誤認識することもあります。

CPUの種類を知るには他のソフトを使う方が良い
画面右上には、下記が表示されます。 Pass XX%:試験全体の進度 Test XX%:現在のテストの進度 Test #X:現在実行中のテストとその内容 Testing: Pattern:読み書きのパターン
テストは#1から始まって#2、#3...と進んでいきます。 テストの途中でエラーが発見された時は、 下記の部分にその位置と詳細が表示されます。

エラーがない時

エラーがある時


エラーが発見されると、エラーの一覧と数が表示される
テストは延々と繰り返し実行されますので、終了させるには「Escキー」を押します。 ■ やるからには完全に 複数枚のメモリを装着している場合、 エラーが出た時にどのメモリが原因か分からなくなることがあるため、 この試験を行う時は1枚挿しにしておくべきでしょう。 なお、#1から始まるテストが最後(#11)まで行くには、 メモリの種類や容量にもよりますが、相当な時間を要します。 (PentiumII 366MHzのマシンで64MBをチェックして5時間30分くらい) メモリのエラーはあらゆる形で表面化してきますが、 他のデバイスとは異なり、見落としがちです。 #4くらいまででいいような気がしますが、 せっかくテストをするからには、最後まで完遂しておくべきでしょう。 ■ CD-ROMからの起動 FDDがないPCの場合、CD-ROMから起動させる方法があります。 そのためには、memtest86のBootable-CDを作成する必要があります。
「Download - Memtest86 v3.1a ISO image (zip)」をクリックし、 zipファイルを入手、解凍してISOイメージを手に入れます。 これを、CD-RライティングソフトでCD-Rに焼きます。 FDに入るほどですから、2MBもなく、焼くのにはそう時間は掛かりません。 あとは作成したCD-Rをドライブに入れて起動させればOKです。 予めBIOSにて自動順位を設定しておく必要があります。




(2004/04 作成) (2004/05 写真追加)

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